2008/11/19
PDCを終えて その2 Windows Azure登場
- PDCを終えて その1
- PDCを終えて その2 Windows Azure登場
- PDCを終えて その3 Windows Azure アーキテクチャ
その1では、PDC2005について少し触れていきました。いよいよPDCの話に入ります。
久しぶりのPDCで興奮しながら前日にロサンゼルスへ到着しました、前夜はマイクロソフト株式会社主催の日本人パーティーがあり、お誘いいただきました。いつものメンバーというとそれまでですが、日本を代表するマイクロソフト関連の方々が集まっていました。皆さん明日何が出るか非常に興味深い様子で、前日なので言いたくてもあまり答えられないマイクロソフトの方がすこしかわいそうでした。
前置きが長過ぎるので、初日の話に入ります、ビルゲイツがいなくなり最初のPDCで心配していましたが、Ray Ozzie氏がアーキテクトとして最初に登場しました。会場はかなり盛り上がり、いよいよ最初の製品発表”Windows Azure”の発表です。
http://channel9.msdn.com/pdc2008/KYN01/
セッションはかなりあるのですが、キーノートはぜひビデオを視聴されることを御勧めします。
Azureはフランス語らいしので、発音は難しいのですが、”アジュー”、”アジュール”。。。正式にはわかりませんが、意味的には、クラウドを包み込む青空をイメージしました。
クラウドコンピューティングというと amazon, googleをイメージしていましたが、いよいよマイクロソフトも Windows Azureを中心したクラウドサービスを提供するとの発表でした。
Windows Azureの実態は、クラウド上にある冗長性を考慮した、Web( ASP.NET ) + Worker + Storage (Table, BLOB, Queue )です、もちろん、Worker, Storage はオプションです。
開発は、Visual Studio 2008 SP1 on ( Windows Vista or Windows Server 2008 )で、IISは必須の状態で、ローカルでの開発後、パッケージを作成し、クラウドへ展開するものです。ローカルでは疑似環境が提供され、Webのホスト環境(Fabric)とストレージの疑似環境を提供しています。
これまでと同じように.NET Frameworkで、これまでと同じようにASP.NETで開発できるのが、マイクロソフトの提供するクラウドコンピューティング Windows Azureです。私が、前日に勝手に想像していたよりずっとエンタープライズ、および商用を考慮した冗長性も考慮したものでした。私が想像していたものは、コンシューマよりのこれまでのLiveサービスが提供している範囲と考えていました。
実は、マイクロソフトのストレージは2つ存在します、一つはこのWindows Azure Storage, もうひつは、 SQL Data Serviceです。最初は、なぜ2つ存在するのか疑問でしたが、生い立ちを考えるとうなずけます。もともとマイクロソフトは、SQL Server Data Serviceを開発して、ベータ版を提供していました、Windows Azureには、WebとWorkerをつなぐなめ(冗長構成のため)、Queue構造が必要でした。最近では、Queue構造にデータベースを利用するのは、バックアップも含めて有力なデザインのひとつです。
参考:
マイクロソフト PDC 2008 http://microsoftpdc.com A Lap around the Azure Services Platform より出展